製品案内

混練-真空押出成形機

弊社の最もベーシックなモデルが混練-真空押出成形機です。小型機から大型機まで、ファインセラミックスからセメント建材に至るまで目的・用途に合わせユーザー様のご要望に十分お応えできるスペックをご用意できます。

押出成形とは

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可塑性・流動性ある粘土を、スクリューを使用し粘土から脱気または常圧で先端金型に圧送し同一形状で押出す成形方法です。一般的に同一断面形状の連続量産に最も有利な成形方法と言えます。 混練-真空押出成形機の使用例として、排ガス用フィルター(ハニカム)・電子部品用基板(シート)・燃料電池用基材(パイプ・中空板)・超硬ドリル用素材(丸棒)・建材用サイディングボード(セメント中空板)の量産に使用されています。 投入される粘土は「ある特性を持った粉体」に対して各種バインダー及び水溶液を加え高速混合し、次に練りを加え可塑性・流動性ある粘土に作り上げます。 そのため、高品質の押出成形物を得るには混練-真空押出成形機だけでなく下記図表に示すように各工程で使用する機器選定が重要となります。

混練-押出成形機

混練-真空押出成形機FMタイプ

FM-LL300型

FM-LL200型

混練-真空押出成形機は上段スクリューの回転で連続的に粘土を真空室に供給します。
真空室では脱気しやすい形状に分断し下段側に連続供給され、下段スクリューの回転で先端金型に圧送されます。
詳細はお問合せください。

原料混練機MPタイプ

押出工程の前段階として欠かせない、原料の充分な混合混練を行う装置です。

MP-LL200型

原料の充分な混練は、押出成形の安定性・精度向上欠くことが出来ない要素です。
弊社では、ファインセラミックスからセメント建材までシリンダー内抵抗部と特殊形状のスクリューで原料を圧縮剪断し強力に練りこみます。装置の分解クリーニングも容易に行うことが可能です。
様々なタイプの原料混練機が御座います。
詳細はお問合せください。

押出用ダイス

押出成形において、必要な形状の断面を成形するための金型です。

押出成形においては原料粘土の流動性を考慮したダイスの設計製作が重要なポイントです。
押出機側からは丸棒形状で粘土が圧送されます。そのため「シートや板形状」の場合はスクリュー径のおよそ3倍幅(成形厚みや、成形量により狭い場合あり)が制御しやすい幅です。また「ハニカム・パイプ形状」の場合はスクリュー径より絞り込んだ(成形体の方が小さい)モノの方が良品を得やすいことを体感しています。詳細はお問合せください。

◆弊社の方針
ダイスは押出成形における重要な要素です。そのためお客様が使用されている押出機が弊社製で無い場合は販売出来ません。
*詳細はお問合せください。

  • ハニカムダイス

  • シートダイス

  • ダイス